2013年1月25日金曜日

中国海軍の実力は?:実戦経験に乏しく、装備運用性能の判断ができない




●中国海軍の戦略ライン



レコードチャイナ 配信日時:2013年1月24日 21時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68786&type=0

中国の海軍力はアジア5位?「軽視し過ぎ」とネット上で不満の声―中国

 2013年1月23日、環球時報によると、日本の英字誌「ザ・ディプロマット」(電子版)は21日、米海軍大学のホームズ准教授によるインド洋・太平洋地域における海軍力に関する上位5位の格付けを掲載した。
 首位は韓国で、以下日本、米国、インド、中国と続いている。

 ホームズ准教授によれば、格付けは海軍の艦船数ではなく真の実力に基づいて、国から与えられた任務を遂行する能力や、どの程度作戦や戦略目標を達成できるかを基準にしたという。
 首位の韓国は近海での北朝鮮への攻撃や迎撃システム、イージス艦や準空母などの最新装備を持ち、米軍とも作戦行動を共にできることが評価された。
 日本の海上自衛隊も韓国と状況は似ているが、防衛費1%枠が足かせとなっている点で異なり、2位となった。

 中国海軍はトップクラスの海上戦力になりつつあるが、
 実戦経験に乏しく、実戦での装備運用が少ないため、その装備の性能に対する判断ができない
と記事は指摘しており、さらに広大な海域における利益を守る必要があることから、
 中国海軍はまだまだ経験を積む必要があるとされ、5位という結果になった。

 しかし、中国のネット上ではこの順位に不満が噴出しており、
 「軍事費でも能力でも中国を軽視しすぎている」
 「海上自衛隊の戦闘力が米海軍よりも上位にあるのはどう考えてもあり得ない」
などといった声が上がっている。


 アメリカのアジアにおける海軍力をどう評価するかはいろいろ判断がある。
 アメリカはアジアの国でないから除外すると、
1].韓国
2].日本
3].インド
4].中国
となる。
 まず、韓国海軍はナンバーワンというのはどうにも理解できない。
 なぜなら、北朝鮮にいいように翻弄され、撃沈されてもいる。
 その原因を自ら解明できずにアメリカに依頼していることからして、この評価はおそらく誰も信用しないのではないか。
 中国の海軍力というのはハリコの虎であろう。
 数では揃えているが、実践訓練となるとまったく出来ていない。
 日本は過去に実戦で鍛えて(負けてしまったが)きたキャリアがある。
 海軍の行動はシステム的に有機的な動きをしないと戦力が損なわれる。
 これは実際に戦争をやってみないとわからないことが多い。
 インド艦隊についてはよくわからないが、イギリスが教えこんできたことからおそらくこの評価なのであろう。
 中国海軍には教授してくれる先生がいない。
 みよう見まねで海軍操練をしているにすぎない。
 ということは実戦を重ねていくしか学ぶ方法がない、ということになる。 
 よって、中国海軍は自分の実力もわからないし、外国からの評価もできにくい。
 海軍が一にキャリア、ニにキャリアの軍隊なら、レベル的には相当低いとみても誤ってはいないかもしれない。

 単純にいうと自衛隊に勝利できるほどの海軍ではない、そのことだけは確かである。



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