2013年1月23日水曜日

ミヤンマーの中国離れ:抑えられていた中国企業への不満が爆発

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●26日、RFI中国語版は記事「ミャンマーのニュースの自由獲得の報を羨む中国ネットユーザー=中国のニュース検閲解禁を希望」を掲載した。写真は社説書き換え問題があった南方週末の2013年新年号。


レコードチャイナ 配信日時:2013年1月23日 7時45分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68728&type=0

ミャンマーの銅山開発、開発中国企業への抗議拡大
=汚染や補償に不満―米華字メディア

 2013年1月21日、米華字ニュースサイト・多維新聞によると、中国企業が進めているミャンマー・モンユワの銅鉱山開発への抗議事件で、同国政府調査委員会が同23日に調査報告書を提出する。
 同鉱山では昨年11月以降、環境汚染や立ち退き補償への不満などから大規模な抗議行動が発生。
 開発企業によると現在毎月200万ドル(約1億7940万円)の損害が出ているという。

 それによると、同鉱山では環境汚染、立ち退き補償への不満を訴えた人々が開発企業を占拠。
 現在採掘作業は全面的に中断しているという。
 ミャンマー政府調査委員会は、銅鉱開発が国際基準を満たしているか、汚染対策に取り組んでいるかなどを調査し、周辺環境への評価報告を作成。
 23日に提出するが、具体的な結論は出さない見通しだ。

 一方、開発主体の中国企業・万宝鉱産は
 「抗議行動は一部住民による補償への不満が発端となり、外部政治勢力の介入もあり、政治的事件に発展している。
 今後のミャンマー投資に悪影響を与える」
と不満を表明した。




レコードチャイナ 配信日時:2013年1月28日 12時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68890&type=0

ミャンマー政府が検閲部門を廃止
=うらやましがる中国ネットユーザー―仏メディア

 2013年1月26日、RFI中国語版は記事
 「ミャンマーのニュースの自由獲得の報を羨む中国ネットユーザー=中国のニュース検閲解禁を希望」を
掲載した。

 24日、ミャンマー政府は閣議を開き、49年間にわたりメディアの検閲を担当してきた「メディア検閲・登録局」の解散を決めた。
 これまで閲覧が禁止されてきた3万以上のウェブサイトの閲覧も解禁されるなど、メディアの検閲が完全に撤廃されることになる。

 このニュースに注目したのが中国ネットユーザー。
 「小国でもニュースの自由を得たのに、なぜ大国たる中国では無理なのか」
 「(検閲を実行する)仲間の国々は減りつつある。
  中国もいつまで今のままでいられようか」
 「ミャンマー人民が普通に声をあげられるようになったことを祝福する」
 「全人類が解放されつつある。
  残るは我々中国人だけだ」
などの書き込みが相次いだ。

 中国では強力な検閲制度が実行されている。
 2013年初頭には有力紙・南方週末の書き換え事件が起きたが、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は
 「中国にはいわゆるニュース検閲制度は存在しない」
と検閲制度の存在そのものを否定した。




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