2013年1月14日月曜日

中国、新地図に尖閣など130個の島…自国領として記載



●12日、今月末に発売される最新版の中国地図は、中国初となる国土と領海を同比率で表記する方法がとられている。
2013年1月12日、人民日報は今月末に発売される最新版の中国地図を写真入りで紹介した。


 尖閣問題から以降、中国は意図的に周辺諸国を刺激するような行動に出ている。
 パスポートの件とかこの地図のこととか。
 外交努力を放棄して、力関係で事をは運ぼうとしている。
 それとも、近い将来中国を襲うであろう社会不安を抑える手段が見つからず、ヤブレカブレ化しているためなのだろうか。
 こういうやりかたは中国周辺をハイリスク化する。
 中国が一国でやっていければ問題ないが、外国資本に頼っている現状では、これでいいのかと首を捻ってしまう。
 領土問題に答えなどないことはわかっており、「中ア冷戦」に突き進んでしまうことになる。
 中国を冷戦化状態にあると世界にアピールして何かメリットがあるのだろうか。
 ただ単に外交を放棄したとしか見えないのだが。
 「力勝負」に打ってでようとしているのか?


レコードチャイナ 配信日時:2013年1月14日 17時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68420&type=0

最新版中国地図、領土と領海を同比率で初表記、南シナ海の領有強調で―中国


 中国地図出版集団発行の中国地図・2013年版「中華人民共和国全図」では、南シナ海を従来の表記法である「地図右下の縮小囲み表記」から全面表記に変更。
 南海諸島と中国本土の位置関係が明確に示され、中国の海洋権益保護のための有力な証拠資料として役立つことになるとしている。

 この地図の編集に携わった周北燕(ジョウ・ベイイエン)氏は
 「従来の表記法では領海内の一部の島やサンゴ礁しか表記できず、大部分の領海は省略されていた。
 このため、最新版では国土と領海が同じ比率で示されている」と説明した。

 さらに最新版中国地図には、左下の四角い枠内に魚釣島を含む尖閣諸島(中国名・釣魚島)が示されており、中国と台湾との位置関係も詳細に記されている。



サーチナニュース 2013/01/14(月) 17:03
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0114&f=politics_0114_005.shtml

中国、新地図に尖閣など130個の島…自国領として記載=韓国

  韓国メディアは14日、中国国営新華通信の報道を引用し、中国政府が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)や南沙諸島など周辺諸国と領有権を争っている島々を、近く発行する地図「中華人民共和国全図」に自国領として記載したと伝えた。

  地図は、中国政府の国家測量地理情報局が中国地図出版集団に依頼し制作された。
 1月末にも市場に流通する。
 これまで中国の地図には、南シナ海の一帯は大陸地図の下側に別枠で小さく表記される程度だったが、今回は大陸と同じ比率になり、自国領であることが強調された。

  問題の地図には、南シナ海の西沙群島、南沙群島、東シナ海の尖閣諸島など約130個あまりの島や暗礁が自国領として記されている。
 中には、南沙諸島(ベトナム名・チュオンサ諸島)、西沙諸島(ベトナム名・パラセル諸島)、黄岩島などベトナムやフィリピンと領有権争いをしている島も含まれている。

  韓国メディアは、地図発刊をめぐりフィリピン政府が在中国フィリピン大使館を通じて事実関係の確認に乗り出したとし、周辺国の反発は必至だと伝えた。




レコードチャイナ 配信日時:2013年1月16日 6時15分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68475&type=0
 
<尖閣問題>
周辺全海域の測量、中国が進める=航空写真撮影など―中国メディア

 2013年1月15日、新京報によると、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題で、中国政府が周辺海域の測量を進めている。将来的には島しょ部を含む全海域について測量する計画だ。

 中国は14日、「測量地理情報報告書」を発表。
 国家基礎地理情報センターの李志剛(リー・ジーガン)主任によると、国家測量地理情報局と軍が共同で測量を実施し、年内に島しょ部の測量情報を発表する予定。
 すでに測量を終えている第1期分では、近海190万平方メートルの航空写真撮影に成功している。

 李主任によると、今年6月ごろ発表する沿岸から100キロ以内が対象の第1期分には、沿岸から300キロの尖閣諸島は含まれておらず、第2期の対象となる見通し。
 同局測量発展研究センターの張輝峰(ジャン・フイフォン)主任は
 「一部の国が中国島しょ部を侵犯し、測量が難しくなっている」
と不満を表明した。




サーチナニュース 2013/01/16(水) 08:42 
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0116&f=national_0116_007.shtml

台湾当局「大陸部も中華民国固有の領土」…大陸で「その通り」の声

  中国大陸の中国地図出版社がこのほど発行した「中国全図」で初めて、1枚の地図の中に南沙(スプラトリー)、西沙(パラセル)、中沙(スカボロー礁)、尖閣諸島など中国が領有権を主張する島などをすべて盛り込んだことについて、台湾“外交部”の夏季昌報道官は15日までに、
 「大陸部を含めてすべて中華民国の固有の領土だ」
と主張した。
 同記事を掲載した中国大陸のニュースサイト「環球網」には同主張を歓迎するコメントが寄せられた。

  夏報道官は
 「中華民国憲法にもとづき、中国大陸部、東沙、西沙、中沙、南沙の各諸島と釣魚島列島はすべて、中華民国固有の領土だ」と主張した。
 中国地図出版社が出版した
 「中国全図」に「中華人民共和国領土」と書かれていることについては、「(台湾当局の部門である)大陸委員会に聞いてほしい。彼らの業務範囲だ」
と述べた。

  中国大陸のニュースサイト「環球網」が同記事を掲載すると、夏報道官の主張を歓迎するコメントが集まり含めた。
 「ひとつの中国の原則だな」、
 「理屈ある発言だ。台湾ではこういう風に言う人は少なすぎるからな」、
 「祖国はひとつと、やっと認めたな。喜ぶべき、祝賀すべきことだ」
 、「(台湾も)中国の一部だから、一緒になって釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)防衛をすべきだ。共同で日米に対抗しよう。中国は必ず勝つ」
などの意見が目立つ。


 ブラックジョークだろうか。
 なら、ゆとりがあって面白い。






中国戦闘機、スタンバイへ


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