2013年1月16日水曜日

中国全土の大気汚染:世界の工場にした外資よ、中国から出ていけ、国民のイライラ



●JNNニュース


●14日、中国では一向に改善しない大気汚染に対し、市民の不満が拡大している。インターネット上には政府批判が続出しているほか、中国共産党機関紙・人民日報も現状を問題視する記事を掲載した。写真はスモッグでかすむ中国各地。


 人の不満は目にみえるものには大きく出てくる。
 中国中を襲った大気汚染は、大きな衝撃となって民衆の心に残る。
 苛立つ民衆が向かう先は当然まずは「政府」
 そして次に環境汚染を引き起こした現況となる「国際資本」
 ”「中国は世界の工場」とした結果がこの環境破壊だ!”
と考えるのは理の当然。
 このツケはどこかで帳消しにされねばならない、と考えたらどうなる。
 政府と外資が狙われる。
 尖閣のように外部問題ではない。
 国内騒動に発展する。
 「もう外資の横暴は許さない」
 「中国の美しい環境をもどせ」
 「外資よ、中国から出ていけ」
 となる可能性がないとも限らない。


レコードチャイナ 配信日時:2013年1月15日 22時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68474&type=0

改善しない大気汚染、中国国民イライラ=ネットに政府批判拡大―仏メディア

 2013年1月14日、仏ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語電子版によると、中国では一向に改善しない大気汚染に対し、市民の不満が拡大している。インターネット上には政府批判が続出しているほか、中国共産党機関紙・人民日報も現状を問題視。
 同日付の1面記事で
 「大気汚染解決の責任は政府、企業、国民がそれぞれ負わなければならない」
と主張した。

 人民日報は
 「美しい中国は、健康的な呼吸から始まる」
と題する記事を掲載。
 大気汚染の解消を「大いなる挑戦」ととらえ、
 「あなたの手を取っても顔が見えないのでは、美しい中国ではない。
 スモッグに覆われ呼吸ができないのは、健康的とはいえない。
 ともに呼吸することは、政府、企業、国民がともに責任を取ることだ」
と主張した。

 また、ネット上には
 「政府関係部門は本当にこの状態が危ないと思っているのか」
 「政府が人間本位かどうかの試金石になる」
 「中国は急速に発展したが、大気汚染を防ぐ準備をしてこなかった」
などさまざまな意見が飛び交っている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年1月15日 20時9分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68462&type=0

深刻な汚染濃霧、中国の産業移転が招いたものか?―13億人のアンケート

 2013年1月15日、中国では北京市を中心とした北部でこの数日、重篤な大気汚染が発生している。
 有害物質を含む濃霧によって交通事故が頻発し、病院へ診察に訪れる人が激増。
 国外内のメディアはこれを大々的にとりあげており、国民の不安も増しているものと思われる。

 シンガポールの華字紙・聯合早報(電子版)は、14日付でアンケートを実施。5つの選択肢を用意し、一連の報道への見方を尋ねている。
 15日午後2時現在までに4363票の回答を集めた集計結果は以下の通り。

■これは現代化の過程で必然の事態、気にしすぎるべきではない―1394票(31.95%)
■環境に優しいGDPの向上を目指して専門の部署を設置、さもなくば抑制は不可能―1053票(24.13%)
■中国都市部の大気汚染状況は憂うべきものだ―822票(18.84%)
■工業汚染を抑制すべき、さもなくば経済成長に影響する―596票(13.66%)
■自動車を規制して排出基準を厳格化すべき、そして公共交通機関を拡大する―498票(11.41%)

 一方、中国紙・環球時報(電子版)も11日よりアンケートを実施。
 「北部を中心とした汚染濃霧は、中国の産業移転が招いたものか?」
との設問に、 15日午後2時現在までに4578人が回答し、
 88%」にあたる4050人が「はい」、
 「12%」にあたる528人が「いいえ」
と答えている。

 アンケート画面に設けられたコメント欄には
 「世界第2の経済大国では、新鮮な空気をひと口吸うだけでもぜいたくな望みである」
 「これなら公平ではないか!
 貧乏人だけが死ぬわけではないだろうからな!」
などの強烈な皮肉の声が寄せられていた



レコードチャイナ 配信日時:2013年1月15日 20時34分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68452&type=0

中国のがん発病率、20年で2倍に悪化―香港紙

 2013年1月13日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、中国衛生部全国腫瘤登記センターの発表した報告書から、2009年に中国本土のがん発病率が10万人当たり285.91例となり、10万人当たり184例だった1980年代末と比べて倍増していることが明らかになった。
 14日付で参考消息(電子版)が伝えた。

 報告書によれば、中国全土でがんと診断される人の数は毎年平均312万人おり、死亡率は10万人当たり180.54人。
 食道がん及び子宮頸がんの発病率は大幅に低下したが、環境汚染や不健康な生活スタイルにより肺がんや乳がんなどの発病率が急速に増加している。

 報告書をまとめた陳万青(チェン・ワンチン)氏は、がんの予防や治療に改善が見られるものの、高齢化を背景に全体の発病率・死亡率ともに上昇を続けていると述べ、がんによる経済的負担はますます大きくなっていると指摘している。
 中国本土のがん死亡率は欧米諸国を大きく上回っているが、罹患しやすいがんに違いがあるほか、中国では中~末期から治療を始めるケースが多いこともあるという。





●JNNニュース




中国戦闘機、スタンバイへ


_