
●17日、長江日報によると、中国人民解放軍陸軍は18の集団軍に分かれており、うち8集団は首都北京周辺の防衛を担当している。写真は北京市で訓練を行う人民解放軍の兵士。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年1月17日 21時58分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68537&type=0
中国人民解放軍、4割の集団軍が北京周辺を防衛―中国メディア
2013年1月17日、長江日報によると、中国人民解放軍陸軍は18の集団軍に分かれており、うち8集団は首都北京周辺の防衛を担当している。
8つの集団軍は、北京軍区にある3集団と済南軍区にある3集団、そして瀋陽軍区にある2集団。
このほか、今月15日、中国中央電視台(CCTV)は、同日より中国人民解放軍陸軍の集団軍番号が対外的に公開使用されると報道。
これにより陸軍の集団軍番号は今後「某」という表現が使われなくなり、中国の軍隊における透明度が増したと伝えた。
軍事の透明度については、国防大学戦略教研部の主任である朱成虎(ジュウ・チョンホー)少将がフォーラムに参加した際、
「どんな国でも不透明な部分はある。
中国の軍事は徐々に透明度を増している」
と指摘した。
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首都を守るというのはわかるが、どうもこれは異常である。
中国は日本の20倍の国土を持っている。
そしてその軍隊の4割を北京に配しているという。
国家の首都を守るにしてはあまりに異常である。
軍隊というのは外敵の侵攻に対しての備えである。
とすればこれはもう軍隊の備えではない。
内部の敵に対する備えである。
首都を守るというより、共産党組織を守るというのが適切な表現だろう。
人民解放軍というのは共産党の私軍だから仕方がないことだが。
ただここから見えてくることは、いっちょ何かがあったとき、共産党が民衆の攻撃ターゲットになりうるということのようである。
盤石の体制のようでも、どうも根は弱いようである。
そのことを共産党自身がよく知っているため、私軍の解放軍にボデーガードさせているように思える。
「人民解放軍とは共産党のボデーガード」
ということで間違いないだろう。
共産党が民衆に対して「すこぶる大きな怯え」をいだいているということだろう。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年1月17日 2時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68516&type=0
<尖閣問題>人民解放軍、新年方針で全軍に「戦争準備」指示―シンガポール紙

●15日、中国・解放軍報はこのほど、1面トップ記事で中国人民解放軍総参謀部の新年方針を掲載し、同記事は軍と武装警察部隊に対し「今年は戦争思想を強化し、開戦の準備を進める」と指示した。写真は山東省で実戦演習する武装警察。
2013年1月15日、香港・明報によると、中国・解放軍報はこのほど、1面トップ記事で中国人民解放軍総参謀部の新年方針を掲載し、同記事は軍と武装警察部隊に対し
「今年は戦争思想を強化し、開戦の準備を進める」
と指示した。
軍当局が「戦争」の文言を使うのは最近はまれで、軍事専門家は
「航空自衛隊の演習に対する強硬姿勢を示したものだ」
と分析している。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
それによると、中国軍はこれまで「軍事闘争準備」との婉曲表現を用いるのが一般的で、「戦争」との直接表現は珍しかった。
一方、習近平(シー・ジンピン)総書記は昨年12月、広東省で
「戦争も可能であり、勝つことが重要である」
と明言。
「兵士を訓練し、戦争へ行く思想を強化する」
と表明していた。
上海政法学院国際事務・公共管理科の倪楽(ニー・ラー)教授は、
「軍総参謀部の指示は最終的には(武力衝突の)抑止効果を狙ったものだ。
中国は尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺に民間機を飛ばし、日本の自衛隊機を出動させることで、最終的には(各国の)“中国脅威論”を消すことができると考えているのだろう」
と指摘した。(翻訳・編集/AA)
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【中国戦闘機、スタンバイへ】
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