
●20日、江蘇省がGDPで広東省に追いつき、GDP最大の省となったかもしれない。広東省の経済規模は未だ公表されていない。写真は江蘇省の省都・南京。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年1月22日 8時49分
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江蘇省が経済規模最大の省に?首位・広東省との競争が白熱化―中国
2013年1月20日、中国新聞社によると、江蘇省がGDPで広東省に追いつき、GDP最大の省となったかもしれない。
広東省の経済規模は未だ公表されていない。
20日に行われた江蘇省第12回人民代表大会第1次会議が省都・南京市で行われ、李学勇(リー・シュエヨン)省長が「政府工作報告」を行った。
それによれば、江蘇省の域内GDPは2012年に5兆4000億元(約75兆6000億円)に達し、前年同期比10.1%増、年平均11.8%増となった。
両省とも国際貿易に大きな力を持っているが、広東省がより海外輸出に頼っているのとは対照的に、江蘇省では国内消費の省経済成長への貢献率が高く、49.4%と約半数を占めているという違いがある。
2012年上半期に各地の財務報告が行われた際に、専門家の多くが「江蘇省が広東省に追いつくのは目前」との見方を示したが、広東省統計局の専門家は「今年は達成されない」との見通しを明らかにしていた。
広東省の「政府工作報告」は未だ行われていないが、同省統計局の統計では2012年第1-3四半期に域内GDPが4兆元(約56兆円)を達成しており、第4四半期に数値を大幅に上げている可能性も高く、記事は
「中国の各省・市・地区間の経済成長競争が白熱化している」
と伝えている。
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非常に危険なことだ。
広東省は海外輸出によって潤っている省だが、いま猛烈な勢いで日本企業が撤退準備に入っている。
一方の江蘇省が内需によるというが、実質は不動産である。
財政融資によって、土地を安値で買い上げ、それを開発業者に転売してGDPを上げている。
典型的なバブル型である。
どちらも、足元に危険が迫っている。
中国の各省、市、地区がバブルに向けてしのぎを削っている。
当局は高度成長を支えるために、ばんばんお金を印刷してばらまいている。
これでいけば、いつか破綻する。
住人のいないマンションをつくり、お客の来ないレジャーランドを作り、住宅地もない野っ原にショッピングセンターを造っている。
いったいどうなるのだろう、この国は。
【中国戦闘機、スタンバイへ】
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